2019年総評

2019年は忍耐の1年でした。

仕事では事業展開が広がったことで、大型の案件や高難度の案件が増えており、仕事は楽しさに比例して重圧ものしかかっており、適度に緊張感がある状態です。将来性のある若手の人材が確保できておらず、人材確保が急務となっています。一応、管理職なので、社内的な業務も増えており、典型的な中間管理職として、色んな面で板挟みにあっているといったところです。

家族は健康でしたが、実家の母親が初夏から調子が悪く、食事が喉を通らない、激痛に苛まれる状態が続き、とうとう仕事に行けなくなる始末。どんどん体調が悪くなり、病院で検査をしても、まともな病状が見つからない状態だったのですが、病院を変えて精密検査をしたところ、一番恐れていたまさかの病気が発覚して皆パニックに!

すぐに総合病院へ緊急入院をしたのですが、闘病生活に入るとともに身体のほうもどんどん痩せていき、退院後も病状が一向に改善されないことから、私も覚悟を決めていたのですが、根気よく民間療法を試したのが良かったのか、きつい化学療法が良かったのか、はたまた、相当の効き目があると信じた神社参拝が良かったのか、本人の努力や皆のサポートの甲斐もあって年末の精密検査では病状が劇的に改善されており、とりあえずは少しだけ安心できたところです。ただ、病気が病気だけに油断できない状況に変わりはありません。

さて、今年の旅行の履歴です。

(宿泊ありの旅行)
 4月、5月は本州3分の2周ツーリング(8泊9日。会社仲間1名)
 9月は名古屋旅行(2泊3日。家族)
 10月は鹿児島、宮崎ツーリング(2泊3日。会社仲間1名)
 11月は長崎ツーリング(1泊2日。会社仲間1名)
 12月は阿蘇ツーリング(1泊2日。会社仲間1名)

夏以降は北九州から実家(愛媛県新居浜市)へも月1~2回のペースで帰っていました。

今年は去年より多くの旅行ができました。そして、今年の目標、ゴールデンウィークでさらに遠出をすることも達成できました。(^^)/ このペースだと来年はさらに遠出ができそうです。来年は少し背伸びして海外旅行を目標にします。

ツーリング欲も戻ってきたし、家族は健康で、娘は4月に小学生になりました。毎日、小学校が楽しいといってニコニコ通学しています。足し算や引き算に悪戦苦闘していますが、得意の国語を軸に学校で色んなことを教えてもらうのが楽しいようで、親としてはこれ以上ない喜びです。小学生生活も長いようであっという間に過ぎていくのでしょう。

私が実家の愛媛を離れて既に25年。今までずっと福岡の地で頑張って来れたのも母親の陰ながらのサポートのおかげ。そして、家族のおかげ。子供のころから親は母親しかいない状況で、親は健康で当たり前と思って生きてきましたが、今年はその状況が一気に崩れたことにより、健康の大切さ、時間の大切さを再度認識しており、自身もそういう歳になってきたことを感じています。

来年は飛躍の年になるように頑張りたいと思います。




2019年2月24日(土) 山口県長門市 元乃隅神社 にて


2019年4月13日(土) 佐賀県呼子町 マリンパル呼子にて


2019年4月28日(日) 鳥取県鳥取市 鳥取砂丘にて


2019年4月28日(日) 京都府舞鶴市 海軍記念館にて


2019年4月29日(月) 石川県羽咋市 千里浜なぎさドライブウェイにて


2019年4月29日(月) 福島県只見町 田子倉レイクビューにて


2019年5月1日(水) 群馬県草津町 草津温泉 湯畑にて


2019年5月1日(水) 長野県長野市 善光寺にて


2019年5月3日(金) 静岡県富士宮市 富士宮口五合目にて


2019年8月2日(金) 福岡県北九州市 皿倉山頂上にて


2019年8月11日(日) 愛媛県新居浜市 総合科学博物館にて


2019年9月14日(土) 愛知県名古屋市 レゴランドにて


2019年10月12日(土) 鹿児島県鹿児島市 湯之平展望所にて


2019年10月26日(土) 長崎県平戸市 大バエ灯台にて


2019年12月27日(金) 熊本県南小国町 黒川温泉郷にて


2019年12月29日(日) 岡山県玉野市 おもちゃ王国にて



番外その1(新・バイク編)

昨年、Ninja250Rを手放してから、以下の条件でバイクを探していました。

 ・排気量がミドルクラス(600cc~750cc)
 ・燃費がいいこと
 ・シート高が800mm以下
 ・極力軽いこと

候補に挙がったのはヤマハのXSR700とホンダのX-ADVです。XSR700はカッコいいのですが、並列二気筒の排気音がイマイチなのと、シート高が835mmもあって、実際に跨ってみましたが、短足の私には到底無理で立ちごけの嵐となりそうです。

一番悩んだのはホンダのX-ADV。デザインがとにかく秀逸だったのと、MTでもATでもなくギア自動切り替えのDCTに興味があったこと。バイクを乗るという点ではとても楽しそうで、重量以外は上記条件もクリアしているのですが、日本で馴染みの薄いDCTはまだまだ品質が安定しておらず、色んなサイトで不具合情報があがっていたのと、当のホンダはそれを真摯に捉えていないとの声も多数あって、結局、購入を見送りました。価格が高額であったのも見送った1つです。

そして、最終的に購入したのはスズキのSV650 ABSでした。重量197kg、シート高785mm、カタログ燃費37.5km/L。ザ・ネイキッドというSV650は上記条件をすべてクリアしている上、V型二気筒のエンジン音が心地良かったのが決め手となりました。購入費用を少しでも抑えたかったので、大阪のバイクショップで購入しました。(新車のバイクなんて1円でも安いほうがよく、福岡より10万円以上安けりゃ、そら大阪で買いますわ。メンテナンスも北九州で信頼しているバイク屋があるので、そちらに助けてもらっています)

最初に乗り出して感じたのはまずパワーです。250cc以上に乗ったことがなかったので、いきなりの650ccのパワーに圧倒される始末。1速でもこんなにパワーがあるのか!と驚きましたが、すぐに慣れてきて、ある程度、パワーがあるほうが逆に安全であることを感じています。

2月頭から乗り出して既に1万2千キロ弱走りましたが、このバイクの品質は素晴らしいです。実燃費もリッター30キロ超えがほとんどで、これだけ秀逸なバイクがなぜこんなに安価なのかと驚くばかりです。枯れているが飽きが来ないV型二気筒エンジンを搭載し、メーター周りなど他車種と共通できる部品は徹底的に共通化する、スズキというメーカーの技術力の高さと良いものを少しでも安く提供するという姿勢が産み出したバイクと思います。多分、他のメーカーであれば15万は高くなるんじゃないかな。欧州で評判が高いのも納得です。


2019年2月4日に納車しました

ツーリングに出掛けるたびに他のバイクのパニアケースが便利そうで羨ましかったのでSV650もパニア化しました。パニアといったらGIVIですが、SV650のGIVI取付金具(サイド)が日本には売っていないことや、サイドケース自体も日本には旧型しかなかったので、イタリアから直接購入(通販)しました。関税と送料を払っても日本の半額程度だったのでGIVI用品を購入する場合はイタリアのショップから直接買ったほうが安上がりです。また、取り付けの際にリアウインカーの移設が必要で、手間が掛かりそうだったので知り合いのバイクショップに取付をお願いしました。積載性皆無のバイクでしたが、これで気兼ねなく荷物が乗せられるようになりました。パニアケースを付けた状態でさらにシートバックも追加できるので、日本全国、キャンプ用品満載にしてどこでも走れます。パニアの便利さに慣れると、もうパニアなしは考えられません。


実家に帰るたびに洗車しています

排気量が上がったことで長距離走行時の疲労が減りました。高速走行時に6速(オーバートップ)からでもアクセルをちょっと回せば難なく車を追い越せます。パワー、燃費、重量、すべてにバランスが取れていて、日本ではこのクラスの排気量が一番最適と云われる所以です。しかし、次によほど乗りたいバイクが出てこない限り、10年以上の付き合いになりそうな気がします。


後に見える山は富山県の立山連峰です


番外その2(グルメ編)

定番のグルメ編です。今年も美味しいものをたくさん食べました。

2月に大阪からバイクを引き取る際に利用した阪九フェリーの食堂にて。定番のステーキ丼です。フェリーの食事は高いイメージがありますが、ここは比較的良心的な価格で提供してくれますし、さらにステーキの味は絶品です。阪九フェリーを利用することがあれば是非ともおすすめしたい一品です。



4月の日帰りツーリングにて。佐賀県の呼子といったらイカ。10年近く呼子に行っていませんでしたが、4月の日帰りツーリングをきっかけに今年は4回も呼子でイカを食べました。呼子は朝市も有名です。朝市で買い物をしたあとはマリンパル呼子で遊覧船に乗って、昼はイカ御膳というのが我が家の呼子スタイルです。



ゴールデンウィークのツーリングにて。道の駅「キララ多伎」(島根県)のランチの海鮮丼です。今年のゴールデンウィークのツーリングは北九州からひたすら日本海を走るルートで新潟から福島~栃木~群馬~長野~静岡~太平洋~四国~九州 と本州の3分の2を走りましたが、日本海側では海のものばかり食べてました。



ゴールデンウィークのツーリングにて。道の駅「みくに」(福井県)のソフトクリームです。ソフトクリームだけでも甘いのに、さらに小豆が乗って、甘い上にまた甘いといったソフトクリームです。この後、金沢で焼肉を食べたのですが、このソフトクリームで結構パンチが効いていたので、夜はお腹がパンパンになってなかなか動けませんでした。



ゴールデンウィークのツーリングにて。道の駅「氷見」(富山県)の朝食です。朝食は1種類(1000円)でしたが、焼き魚(鰆?)が美味かったのが印象的です。1000円が安いのか高いのかはわかりませんが、朝からいっぱい並んでいました。



ゴールデンウィークのツーリングにて。道の駅「いりひろせ」(新潟県)で食べたコシヒカリの焼き団子です。ゴマ味噌タレの大きい団子がとても美味しくて、さすが米処、新潟といったところです。昔、福島の只見から国道252号で新潟に抜けようとした際に雪がまだ溶けておらず通行止めを食らったのですが、その時の目的地が「いりひろせ」でした。そのときはここにはこれなかったので、団子を食べているときは感慨深いものがありました。



ゴールデンウィークのツーリングにて。富士スバルライン(山梨)、富士山五合目のレストランで食べた赤富士ハヤシです。レストランから富士山を見ながら食べるハヤシライスは味は絶品で、純粋にハヤシライスそのものも美味しいです。富士スバルラインは有料道路なのですが、さすがゴールデンウィークで凄い人混みでした。



8月の愛媛新居浜(実家)での日帰りツーリングにて。新居浜別子山から富郷の途中にある湖畔のやかたで食べたアメゴ定食です。唐揚げにされたアメゴは頭からかぶりついて食べることができます。奥深い山の中で食べる川魚は絶品です。



9月の長野出張にて。名古屋といえばきしめん。名古屋駅の立ち食いきしめん「住よし」のきしめんは、酸っぱさがとても美味しくて、きしめんの味を堪能できます。長野行きの特急に乗り換えるまで13分しかありませんでしたが、注文をするとすぐに出てくるので、時間がない中でも空いていれば乗り換え時に食べることができます。



10月の長崎ツーリングにて。福岡県柳川の若松屋のうなぎのセイロ蒸しです。うなぎって30年前は1000円ちょっとで食べれたんですが、値段が上がり続けていつの間にか高級品になってしまいました。子供のころからウナギが大好きだったのですが、今は年に1~2回しか食べなくなってしまいました。



12月の阿蘇ツーリングにて。恒例のそば御膳です。11月を過ぎてから阿蘇の行きつけの蕎麦屋に行くと、もうこの時期が来たか、と実感します。阿蘇や九重は春夏秋冬、それぞれの色合いがあって、何度来ても飽きません。冬は温泉を一番楽しめる時期で、九州に来たら黒川温泉巡りがおすすめです。




番外その3(東京編)

8月に東京に出張に行った際、中日に予定していた打合せが翌日に延期になったので、平日ながら少し東京観光をしてみました。20代に東京に何度も長期滞在していたのですが、当時は仕事に手一杯で精神的な余裕はなく観光はほとんどしていまんでしたが、少し余裕が出てきた40代になってから見る東京は色々と違って見えました。

東京駅、丸の内口です。東京駅はいつ来ても、その広さには本当に驚きます。ビルの群れの中にひときわ目立つ明治時代風の建物。空中の権利まで売却できるぐらい価値がある場所です。



東京駅の丸の内口から少し歩くと皇居に行けます。都心にこれだけ広い緑地があることに驚きですが、一般の人は基本入ることができません。この日は皇居を一般開放しており、初めて中に入って探索してみました。といっても、一部を回るだけで広すぎてすべてを回る気にはなれませんでした。



日本橋まで歩いてきました。日本橋は江戸時代の東海道五十三次の起点としてあまりにも有名ですが、現在も国道1号線の起点として、交通の要となっています。10年前にすぐ近くの水天宮前に2か月住んでいました。



翌日は日本橋から銀座を歩いてみました。こちらも有名な和光本店です。日本全国には○○銀座という名称がたくさんありますね。



地下鉄の乗って青山一丁目から歩いてきました。建設中の新国立競技場で来年の東京オリンピックのメイン会場となる場所です。2013年に北海道ツーリングのフェリー渡航中にオリンピックが東京に決定した!というニュースを聞きましたが、それからもう既に6年も経過しているのですね。北海道へのツーリングもそれ以来なので、次行けるのはいつになるでしょうか。



今回の目的地はここ、千駄ヶ谷の将棋会館でした。子供のころからずっと将棋を続けていますが、将棋は純粋に実力世界。スポーツと違い、小学生低学年が大人を負かすこともよくあることで、残念ながら単なる努力だけでは超えられない才能の世界であるともいえるでしょう。(プロ棋士は才能の上に、命を懸けて努力をしているはずです。しかし、命を懸けるだけでもダメで、質の高い努力と本質を見抜く素質が必要と思います) 今も昔も羽生永世七冠に注目していますが、最近は豊島竜王・名人や渡辺三冠に押され気味な上、藤井聡太という新星の棋士が追い上げており、50歳前後の羽生世代がどのように若手と戦っていくのか興味津々です。将棋は無限の世界が広がっており、コンピュータ将棋もすでに人間が及ばないところまで進化していますが、ますます強くなっていくと思います。




番外その4(土産編)

バイクにパニアケースをつけたことで土産をたくさん買えるようになりました。

ゴールデンウィークでツーリングにいったときの草津温泉の土産です。草津温泉の周辺は何度も走っていましたが、草津温泉の湯畑に行ったのは初めてです。ゴールデンウィークの最中、東日本で一番有名な温泉だけあって土産を買うのも人混みいっぱいで一苦労でした。



宮崎、鹿児島ツーリングにいったときの土産です。パニアケースになってからいっぱい入るので気兼ねなく買えます。しかし、車で家族旅行したときはほとんど買わないのにツーリングの場合に買うのはなぜだろう。それは嫁と娘に何か買っていかないと次回のツーリングに行き辛くなるから。



長崎ツーリングの土産です。佐賀県鹿島市の祐徳稲荷神社の稲荷ようかんが、とっても美味しくてびっくりです。個人的にはとらやの羊羹より全然食べやすいです。次に佐賀県を通る時も間違いなく買うでしょう。



熊本ツーリングの土産です。そば、しいたけ、だんご汁といった感じです。年末ということもあり、年越し蕎麦をたくさん買って実家に帰ったときに近所に配りました。



来年も、もっと遊ぼうと思います。

戻ります