Ninja250Rで北海道ツーリングに行ってきました(8日目、9日目)

<Ninja250Rで行く長距離ツーリング8>

8日目のルート

5/6(金)

■帰りのフェリーにて

北海道での疲れが溜まっていたようで、9時前まで熟睡。

北海道にいた時は5時前には必ず起きていたので、9時まで寝ると眠りすぎのような気になる。今日は天気を気にして早起きする必要はないので、9時を過ぎても布団でくつろぐ。

行きと同じく10時過ぎに風呂に入り、風呂から出た後にデッキにでると雲ひとつない快晴!今までの流れだと何となくそんな気はした(笑) でも肝心の北海道は曇りだったらしいが。


北海道でこんな天気が続いていたら・・・と思い出したらキリがないね

部屋の中で北海道ツーリングのレポートをまとめる。ボクの場合、1日の出来事はその日の夜に箇条書きにしておき、時間のあるときに箇条書きを参考にして文章を肉付けしていく。箇条書きなら疲れた日でも何とか記述することができるからね。

いつもノートパソコンでレポートを書いてるけど、外付けキーボードがあればスマホでも文章が書けるのか少し気になった。(でも画面が小さいとキツイか)

レポートを書いているといつの間には昼過ぎになり、レストランへGO!ラーメンセット(ミニ豚角煮丼付)ときんぴらごぼうで1,100円。味はとても良し。



今日は20時半に福井県の敦賀港に到着し、その後はそのまま自走で北九州に帰る予定。明日の朝には家で着くと思うが、夜通し高速を走ることになるため、昼食を食べた後はそのまま昼寝。15時過ぎに目が覚める。


■到着後、トラブル発生!!

19時過ぎ、船内放送で敦賀港に15分早着するとの知らせが入り、早めに帰り支度を始める。昨日まで毎日Ninjaに長距離乗っていたので、今日は物足りない。早くNinjaにまたがりたい!フェリーが敦賀港に到着し、荷物をバイクにセットしていざ出発する。このときNinjaに何か違和感があった。何だろう、この違和感。



ハッチを降りたとき、船員に声をかけられる。「ライト点いてないよ!」 ん?オレの事と思い、Ninjaを降りて確認するとなんとライトが点いていないではないか!何で?何で?昨日まで普通に点いてたじゃん!いきなりライトが点かないことに戸惑いを覚える。

このとき、エンジンを一旦切って再度エンジンを点けつけてみるが、ライトが点灯しない現象は変わらず。ハイビームに変えたらハイビームだけは生きていた。どうやらロービームのヒューズが飛んだみたいだ。ちなみにNinjaはロービームが左目、ハイビームが右目なので、通常ハイビームにすると両目が光る仕様。


■ハイビームのまま・・・

夜間走行でライトを点灯せず帰るのは自殺行為。(というか完全に道交法違反)
ホテルも取ってないし、どちらにしてもハイビームのまま、敦賀から遠く離れた北九州まで帰るしかない。しかしハイビームのままずっと走行するって、完全に周りのクルマに対する嫌がらせだな。

いつもはボクが先頭だけど、今回だけは相棒に前に出てもらうようにお願いする。ハイビームのバイクがクルマの真後ろにつくと完全に嫌がらせ。前に相棒のバイクがいればクルマに対しての嫌がらせは減らせると思ったので。

今回、夜間の高速道路になるので、少しでも明かりが多い山陽自動車道を利用する予定だったが、急遽予定を変更して行きと同じく中国自動車道で帰ることにする。中国自動車道のほうがクルマの数は圧倒的に少ないので、ハイビームでも何とかなるだろう。

敦賀から下道で小浜西を目指す。市街地をハイビーム走行はかなり抵抗がある。周りのクルマに相当文句を言われてるんだろうな・・・。申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

ハイビームのまま市街地を抜け、小浜西ICから中国自動車道を目指す。クルマの数は少なく、クルマにほとんど遭遇しないまま、西紀SAで休憩。あとはずっと高速道路走行だからハイビーム常時点灯でもそれほど気にはならないだろう。


夜の高速道路はかなり寂しい。初めての夜間高速走行


5/7(土)

9日目のルート



■中国自動車道をひたすら西へ


0時が過ぎ、中国自動車道でひたすら西に向かう。加西SAで休憩したあとは勝央SAでガソリンを給油し、勝央SAから七塚原SAまで一気に走行する。しかし眠い・・・。途中、眠さのあまり壁にぶつかりそうになり、死ぬかと思った。夜間のバイク走行は本当に危険!それを証拠に夜間、バイク走行している人はうちら以外に見かけない。

クルマならSAで睡眠を取る事ができるけど、バイクはそれができないのが痛い。1時間だけでも寝れば全然違うと思うんだけど・・・。


深夜のサービスエリアは電気は明々と点いているが、人気はない。かなり寂しい雰囲気。七塚原SAには3時半到着


■夜が明けてきた

眠い目をこすりながら夜間走行を続け、山口県手前に入ったときは空が明るくなってきた。この頃、すでに自分がハイビームで周りのクルマに迷惑をかけている、といった意識はなく、とにかくゆっくり安全に帰ろう、それだけを考えるのが精一杯だった。


島根県の朝倉PAにて。完全に夜が明けてきた。このとき5:45

夜が明けても眠さのピークは変わらず、頻繁にSAやPAで休憩を取りながら、ようやく関門橋まで戻ってくることができた。眠い目をこすりながら壇ノ浦PAで記念写真を撮影して、今回の旅を締めくくった。


北海道ツーリングの最後の写真は関門橋前で

最後はエピローグでまとめたい。

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