■ 荷支度からフェリー乗船まで |
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今回のツーリング先は関東中部地方。まずは北九州から大阪まで移動するために今日は新門司(北九州)発、泉大津(大阪)行きの阪九フェリーを利用する。北九州発が17時半なので、仕事を午前中で切り上げる。
ゴールデンウィーク前にNinja250Rのトラブルが発生したが、解消後は至って好調。この分だと旅先でも問題ないだろう。
しかし、キャンプ道具を持参すると荷物満載となり、ロングツーリングの雰囲気抜群だ。 |
15時過ぎに家を出発して下道でのんびりとフェリー乗り場まで向かう。実は2週間前に家族旅行で神戸に行った際、阪九フェリーを利用したので、懐かしさはぜんぜんなし。
乗り場に到着すると係員に乗り込み口の前まで移動するように指示され、Ninjaを置いて受付に向かう。写真前のフェリーは神戸行きの船。ボクが乗るのは写真に移っていない右のフェリーとなる。 |
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ゴールデンウィーク前なので案内所は人でごった返し。団体客も大勢いるようだ。
今回もいつものように2等指定Aを選択。2等指定Aは2等ながら個室なので人気が高い。ボクが関西に移動する際に名門大洋フェリーではなく阪九フェリーを利用するのはこれが要因。
ただ、泉大津の場合、移動の足がないと場所が中途半端なのでクルマやバイクはほぼ必然となる。 |
利用客が大勢いるせいか、受付後、係員にすぐに乗船してくださいと指示を受けて早々に船に乗り込む。泉大津行きの2等指定Aは神戸行きと違って完全個室なのが良い。(神戸行きの2等指定Aはベッドスペースが上下で共有となっているので1部屋を2人で分割しているイメージ)
ただ、運賃が毎年値上げしているのが気になる。今回はバイク込みで13150円。2年前と比べると1500円も値上げされている。燃料が高くなったり消費税が上がったりで昨今の経済状況だと致し方ないといったところだろう。 |
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船内を見渡すと何となく新日本海フェリー(舞鶴~小樽)と似ている気がする。船の造りなんて皆同じようなものでしょう、と思うが、阪九フェリーと新日本海フェリーはグループ会社らしい。
阪九フェリーと新日本海フェリーのサービス内容はまったく異なる。頑張れば高速道路を使って移動できる九州~関西間は、フェリーの運賃が高いと高速道路に人が流れるだろうし、名門大洋フェリーとの競争も熾烈。その甲斐あって阪九フェリーは割引やサービスがとても充実している。(かたや新日本海フェリーは独占で目立ったサービスはない。しかし、パイのシェアを比べると圧倒的に違うので北海道ツーリングする身としては新日本海フェリーが存続するだけ感謝といったところか) |
甲板に出てみると「きぬうら丸」という船が出航している最中だった。どこの船だろうと調べてみると、輸送専用の船らしい。船も漁船から石油タンカーまで大小用途様々だ。 |
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甲板から東九オーシャンフェリー(北九州~徳島~東京)のフェリーが見える。東九オーシャンフェリーは東京まで実に34時間もかかるらしい。
ただ徳島行きは今度、四国八十八箇所ツーリングをするときの起点として使えそうだ。 |
17時半になりフェリーが定刻通り出発する。最初フェリーが後ろ向きで進んだあと、方向転換をせずに前向きに進むことを実はこのとき初めて知る。 |
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向こうに北九州空港が見える。関空と同じく海上空港。福岡空港と異なり利便性が悪いので利用度はイマイチ。個人的には若松側(日本海側)の方が良かった。 |
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出航してしばらくすると船内ライブが始まった。そういや2週間前に乗った神戸行きにはなかった。 |
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夕食は定番のステーキ丼。(1200円) 阪九フェリーに乗るといつもこれ。2週間前に乗った神戸行きでも食べたばかり。昔は神戸行きと泉大津行きでメニューが異なっていたが、最近は統一されているようだ。
ちなみにテイクアウトしてみたが、使い捨ての容器ではなかったので「テイクアウトにしたのですが」と質問すると、「はい、そのまま部屋まで持ち帰って大丈夫です」との回答。そのまま持ち帰ると味噌汁をこぼしそうなのでレストラン内で食べることにした。 |
フェリーに乗ると無駄にお菓子を食べたくなる。(悪い癖だけどやめられない) 最近、食欲が増してきて北海道ツーリングのときより3~4キロは太ってきたので気をつけないといけないが、人間(というかボク)は本当に意思が弱いもの。
ツーリングマップル(関東甲信越版)を見ながら明日のルートを検討する。明日は泉大津についた後、高速でとりあえず静岡まで移動して、そのあとは伊豆半島に向かいたい。 |
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