SV650で熊本大分ツーリングに行ってきました(北九州~由布院~やまなみハイウェイ~黒川温泉~南阿蘇)

<SV650で行く長距離ツーリング24>

本日のルート




12/27(金)

■ まずは由布院に行こう
今年も残りはあとわずか。11月、12月は仕事やプライベートが忙しく、更に週末の天気が悪くてまったくバイクで走れなかったが、年末になって時間が作れたので今年の走り納めで阿蘇へ行こうと思う。

世間は明日から年末休みに入るところが多いが、有給を使って1日早い年末休みへ突入。(相棒も同じく有給) 天気予報は今日、明日は終日晴れの予報。行先は阿蘇なのでいつもより遅く7時半に家を出発。
毎年、日帰りで熊本には何度か走りに行くけど、熊本に泊まりで走りに行くのは実は初めて。(バイクのみ。家族旅行は基本宿泊) 北九州から阿蘇に出るルートは色々あるが、今回は由布院から九重経由で阿蘇に向かおうと思う。
走り始めて1時間でようやく行橋バイパスへ。北九州市内で渋滞に巻き込まれたのでスローペース。

雲が厚い。昨日の天気予報では今日は朝から晴れだったが、今朝の天気予報では9時頃まで曇りに変わったので雲がなくなるまでもう少しかかりそう。
10時前に宇佐まで来たが空が全然晴れない。陽が出ないから気温も低いままでかなり寒くなってきた。日中とはいえ太陽が出ないと本当に寒いよ。
安心院の環状交差点。

前はただの交差点だったが最近変更になった。環状交差点はここ5年で急に増え始めて信号がいらないのがメリット。進入時は合図不要、退出時にウインカーが必要。交通量が相当多い交差点だと規模の小さい環状交差点は非効率になる。北九州にも尾倉に環状交差点があるし、福岡県内では宗像の上八も安心院と同規模の環状交差点に変わっている。福岡市の清川にもあった気がする。(昔、ボクは美野島に住んでいた)
安心院から県道50号で由布院に向かおう。さらに寒くなってきた。青い空が微妙に見えるが太陽が一向に出てこない。
北九州から阿蘇に出るルートは色々あるが、ボクの場合は「中津から深耶馬渓経由で玖珠に出る」か、今回のように「宇佐から安心院経由で由布院に出る」かのルート。今回はやまなみハイウェイをメインで走りたいので由布院へ。

山に登れば登るほど寒さが増してきて、一刻も早く暖を取らないと辛い状態に。相棒はオーバーズボンを忘れたので寒すぎて太腿の感覚がなくなっている様子。
ようやく由布院まで来た。早く暖を取らねば・・・。(相棒は寒すぎて動けなくなりそうな気配)
道の駅「ゆふいん」で休憩しよう!

10時半を過ぎているのに一向に晴れ間が見えない。本当は晴れの中を気持ちよく走る予定だったのに完全に予想が外れた。油断して使い捨てカイロも貼るのを忘れたし、弱り目に祟り目。
天気が優れないので晴れになるまで時間を潰したいのと、暖をゆっくり取りたいので相棒と話してここで昼食に。由布岳丼という鶏のどんぶりにしてみた。味はベターで満足。

■ やまなみハイウェイを走る
道の駅で1時間待機した後、ほどなくしてやまなみハイウェイ(県道11号)へ。少し雪がパラついてきた。雪が降るなんて情報はまったくなかった。天気予報は本当に当てにならない。(熊本、大分も9時過ぎには完全に晴れの予報だった) 責任がない仕事なんてこんなもの。(天気予報も早くAIが予想すればいいのに)
飯田(はんだ)高原ドライブインでまた暖を取るが天気は変わらず。一体今日は何をしにきたんだ?(笑)
こうなったら早く黒川温泉で日帰り温泉に入って身体を温めよう。ボクが大好きな「やまなみ牧場」に行きたかったが立ち寄らずに通過する。いつもなら寒くてもここでブルーベリーソフトクリームを食べるんだけど今日はさすがに無理!
やまなみハイウェイで一番の見所の長者原(ちょうじゃばる)もこの有様。九重連山の上が雲で見えない。
瀬の本で黒川温泉方面へ左折する。所々青い空は見えるけど陽が出ないから寒さは変わらず。相棒は寒さが限界を通り過ぎて既に疲労困憊。
何とか黒川温泉へ到着。身体を温めるためにすぐに温泉に入ろう。

■ 黒川温泉にて
温泉王国、九州にあって黒川温泉郷はボクが特に好きな温泉郷で、入湯手形を買えば好きな旅館の温泉へ3つ入浴することができる。入湯手形は1300円で期限は半年間。しかも団体客には入湯手形を販売していないので観光地に在りがちな人混みに溢れてゆっくりできないといったことがなくて、温泉街のゆったりした雰囲気や温質を楽しむことができる。
風の舎で入湯手形を購入して早速周辺の旅館をまわる。新明館(しんめいかん)は洞窟風呂が有名だが、過去何度も回っているので今回はパス。
今回は今まで入ったことがない御客屋(おきゃくや)に行ってみよう。
入湯手形は各旅館でも購入することができる。相棒は1秒でも早く温泉に入りたいようだ。既に身体がボロボロで膝は壊死寸前らしい(笑)
御客屋の代官の湯へ入ってみた。平日のせいか客がほとんどおらずのんびりと・・・。身体が冷えているせいか湯がかなり熱かったが、身体が慣れてくると相当に気持ちよくなってきた。相棒は声を出しながら完全に固まっていたが、徐々に身体が熱くなってきてやっと楽になったみたい。ツーリングで冷えたときは温泉が最強の薬になるみたいね。入湯手形は3箇所行けるので明日またどこかに立ち寄ることにしよう。

■ 南阿蘇へ
黒川温泉郷から再び瀬の本へ戻って、やまなみハイウェイへ。
少しだけ青空が見えてきた。ちなみに今日の天気予報は9時まで曇り。それ以降は快晴だった。今は14時半。
やまなみハイウェイからミルクロードでそのまま波野のほうへ出る予定だったが、ナビに導かれるまま左折する。
いつの間にか変な道へ。ナビを南阿蘇に合わせていたが、誘導されるまま走るとダメだね。(ナビは基本最短ルートを選ぶから)
阿蘇も数えきれないぐらい来ているが未だに知らない道も多い。ライダーにとってルート選びは重要。なので暇さえあればツーリングマップルを見るのが習慣になっている。
15時過ぎに南阿蘇に到着。まだ時間があるので今日の宿泊先の「南阿蘇休暇村」を越えて道の駅「あそ望の郷くぎの」へ来てみた。普段はここから見る阿蘇山が素晴らしい景色なのだが、今日は相変わらずで残念な状態。
天気が優れないので早めに宿泊先の「南阿蘇休暇村」へ。結局、今日の天気は最初から最後までダメダメだった。

■ 南阿蘇休暇村にて
南阿蘇休暇村のシングル(1人1室)にしたが、1人でベッドが2つあるので普通のビジネスホテルより広い。
部屋からの景色は抜群。ようやく青空が出てきた感じがする。なんか腹が立ってきた(笑)
南阿蘇休暇村の夕食はバイキングにしてみた。高森名物の味噌田楽や山女魚、熊本の赤牛のすき焼きや辛子蓮根など熊本らしい名物料理がてんこ盛りで味も量も大満足。これで1泊2食付きで1人1万円+入湯税という安さなのでコストパフォーマンスは抜群。(1人1室なのでライダーも大勢いた。阿蘇をツーリングするときは自信を持っておススメできる)

今日は終日天気に恵まれずにガッカリだった。天気予報に完全に騙されたが、温泉や宿泊先は良かったのが救いだった。明日も適当に走ってみようと思う。


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