SV650で熊本大分ツーリングに行ってきました(南阿蘇~阿蘇~小国~北九州)

<SV650で行く長距離ツーリング24>

本日のルート




12/28(土)

■ 出発まで想定外の出来事が
今日で今年最後のツーリング。昨日は天気が終日悪かったが、朝起きて外を見ると快晴!阿蘇山の景色が素晴らしい。昨日は温泉が気持ちよくてそのままよく眠れたよ。ビジネスホテルとはやっぱ違うね。(こういったソロのライダーにも泊まりやすい旅館は重宝するよ)
朝食を食べた後に出発準備をして外に出ると「くまもん」がお見送り。そういえばゆるキャラブームはどこにいった?くまもんも久々に見た気がするぞ。
周りをよく見渡すと霜がかなり降りているよ。草は真っ白。もしかして・・・
バイクも霜で真っ白!これは凄いね。相当冷え込んだのがよくわかる。相棒は昨日はキャンプをしたいと言っていたが、この状態だとまず無理でしょ?(笑)
霜が相当厚くてカリカリ状態。
とりあえずエンジンを付けて暖機しておく。エンジンは一発始動。
そのうちに太陽が出てきたら霜が一気に溶け始めた。太陽のパワー、恐るべし。さて、出発しよう。

■ 阿蘇の外側を走ろう
南阿蘇休暇村を出発して国道325号へ。今日は昨日と打って変わって快晴。寒さも感じない。
県道111号へ分岐すると阿蘇山の火口にいけるが、先々月に行っているので今回はパス。真っすぐ進む。
国道57号は県道149号経由となっている。これは熊本地震の影響で阿蘇大橋が落下したから。2016年4月発生した地震から既に3年半以上経過しているが、地震の爪痕はまだ残っている。
メルヘン村を通過する。ボクが好きだったメルヘン村のペンションは被害が甚大でほとんど廃業に追い込まれているようだ。何とか復活して欲しいと思うが、費用的な壁が高いのだろう。
年末に実家に帰る際にお土産を買おうと阿蘇ファームランドへ。

阿蘇ファームランドも震災直後はかなりの被害にあっていたが、現状はほとんど元通りになっている様子元気の森(アスレチック)も復活しているので近いうちに娘を連れて遊びに来よう。
国道57号に出て北上する。熊本方面へは県道23号でも迂回できるようだ。
道の駅「阿蘇」を通過する。ここはJR阿蘇駅と併設している珍しい道の駅。いつもならこの先の国道212号で大観峰に向かうが、今日は県道11号(やまなみハイウェイ)の終点から北上してみよう。
やまなみハイウェイへ入る。田舎という感じの雰囲気がいいね。
山をグングン上った先の城山展望所へ。バイクを降りてみるとバイクが泥だらけに!霜が溶けた際に火山灰が混じっていたのだと思う。ミラーが凄く汚くて気にはなっていたけど、バイク全体がこんなになっていたとは知らなかった。あとで洗車しよう。
気を取り直して城山展望所から見る阿蘇の景色。所々煙が上がっているがあれは何だろう?

■ 今日も黒川温泉へ
再びやまなみハイウェイに入る。うーん、素晴らしい景色だね。昨日はこういう天気で走れることを期待していた。
道路沿いは写真を撮っている人が多数。これだけ天気が良くてさらに年末休みの初日だからね。
何度も来ているけどいつ来ても凄い景色が続くね。日本の中でもこれだけ長くて広大な景色は阿蘇と九重だけ。さすが世界一のカルデラ。(それだけ阿蘇山のパワーが凄まじいということか。噴火したら日本が壊滅するらしいから)
左手に瀬の本レストハウス(旧三愛レストハウス)が見えてきた。先の交差点を左に曲がって今日も黒川温泉に行こう。
昨日に続いて黒川温泉へ。今日から年末休みなので人も多い。
今日は立ち湯で有名な「こうの湯」に入ってみよう。
入口で入湯手形を出してスタンプを付いてもらって立ち湯へ向かう。仲居さんが外にいてお出迎えしてもらったが、たかが日帰りの立ち湯客なのに恐縮的な気持ちに(笑)
足湯もあるみたい。同じ黒川温泉の「いこい旅館」にも足湯があったけど、足湯はちょっとした待ち時間に気軽に利用できるからボクは好き。
こうの湯の立ち湯は深さは162㎝もあって日本で一番深い立ち湯らしい。身長168㎝しかないボクはつま先立ちでいっぱいいっぱいで苦しかったけど、湯はサイコーだった。こうの湯の日帰りは600円と値段も安くておススメです。

■ 昼ごはんはやっぱり「そば」でしょ
温泉にも入ったし、12時前になってお腹が空いてきたので昼は蕎麦を食べよう。小国といえば蕎麦。
国道442号から国道387号に入ってすぐにある「宝処三昧」へ。ここはボクの行きつけの1つだ。
宝処膳にしてみた。蕎麦は大盛り。この時期の蕎麦はとても美味しくていくらでも蕎麦を食べることができる。1年中そばを食べても飽きないね。
ボクが阿蘇に行く場合は往路はやまなみハイウェイ、復路は国道387号で玖珠経由で深耶馬渓に抜けるルートが多い。

■ 最後は深耶馬渓へ
国道387号で玖珠方面へ。
玖珠に出て道の駅「童話の里くす」を通過する。目の前は大分自動車道。
深耶馬渓に入る手前にある「河野新栄堂」はそば饅頭の名店で素朴な味がたまらない。ここもおススメ。
深耶馬渓へ。深耶馬渓はかなり寂れているがカーブが続く道が楽しいのでバイクはおススメ。クルマなら同乗者は酔うかも知れないので注意が必要。
最後は深耶馬渓の一目八景にて。深耶馬渓は日本でも有数の紅葉の名所で11月上旬に来れば素晴らしい景色を見ることができる。今回のツーリングはこれまで。
<総評>
今年最後の締めくくりとして相応しいツーリングルートだったと思います。やっぱり阿蘇と九重は何度来ても楽しい。熊本は2016年4月に地震以来、一時期来るのを中断していましたが、その後、毎回、阿蘇に来るたびに地震の復旧が進んでいることを感じます。将来、阿蘇か九重に移住して老後を過ごしたいと本気で思っていますが、どうなることやら・・・。
今回購入した土産です。道の駅や土産屋によるたびにポンポン買っていたので思った以上に数が多くてびっくりです。今年の年越し蕎麦は由布院や耶馬渓の蕎麦にしましょう。来年も沢山遊んで沢山買い物して沢山食べて沢山仕事もしようと思います。

今回のツーリングの走行距離:433km
今年(2019年)の走行距離:11670キロ

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