SV650で北海道ツーリングに行ってきました(フェリー復路編 小樽~舞鶴)

<SV650で行く長距離ツーリング26>

本日のルート




7/24(金)

■ 食事を楽しもう
朝、船内放送で8時過ぎに目が覚める。

北海道では毎日起床が早かったから、久々にゆっくり寝ることができた。船内放送がなければあと1~2時間は寝ることができたと思う。

今の場所を確認すると秋田の横にいるようだ。
ボクは普段朝食は取らないけど、メニューを見ていると食べたくなってしまい頼んでしまった。フェリーでの食事は楽しみの一つとはいえ、これで920円はかなり高いと思う。
恒例の姉妹船すれ違い。9時50分前なので時間は前回と同じ。6日前に舞鶴から移動してきたときはこれから先の北海道ツーリングにワクワクしていたが、今思うとあっという間の北海道だった。
昼食時間になりグリルへ。実は今回、昼食と夕食の両方でグリルを頼んでみた。元々、往路のグリルが良かったのもあるけど、北海道ではセイコーマートの夕飯が多くて消化不良だったので、せめて船内で食事を楽しみたいということで。
メニューは以下のとおりだ。

 前菜     真鯛フィレ セビーチェ
 ポタージュ  冷たいコーンポタージュ 焼きとうもろこし
 魚料理    甘鯛とシーフードのカダイフ包み
         オマールソースとバルサミコソース
 メイン     ポークバロンティン グリーンカレーソース
         温野菜添え
 オーセントホテルメイドパン
 バターロール・バゲット

 デザート   オーセントホテル謹製 チェリークラフティ
         フルーツ添え
         コーヒー or 紅茶
最初は前菜【真鯛フィレ セビーチェ】

真鯛は大好物なのでペロリと。セビーチェって何だろう。よくわからないけど、ちょっと酸っぱいのがいい感じ。
次はポタージュ【冷たいコーンポタージュ 焼きとうもろこし】

とうもろこし攻め。口の中がとうもろこしでいっぱいに。
魚料理【甘鯛とシーフードのカダイフ包み オマールソースとバルサミコソース】

不思議な料理が出てきた。カダイフ包みって何だろう。サクサクチリチリの触感がいい感じ。カタカナが多くてソースもよくわからないが味付けはGOOD。
メイン【ポークバロンティン グリーンカレーソース 温野菜添え】

ちょっと豚肉がしつこくて苦手だけど、ソースに付けて食べるとちょうどいい感じ。夏野菜もソースにつけるとさらに美味しくて病みつきになりそうだ。
デザート【オーセントホテル謹製 チェリークラフティ フルーツ添え】

クラフティとはタルトのことだろうか。サクサクして美味しいよ。コーヒーと甘い菓子は大型バイク+原付二種という組み合わせぐらいよく合うよね。とても大満足の昼食だった。夜も楽しみだ。
昼食が終わって現在の居場所を見ると能登半島まで近づいてきた。ここから舞鶴までは近いように感じるが、まだまだ先は長い。
フェリーの通過ポイントが記載されている。小樽から舞鶴までのフェリーがあることも貴重だが、舞鶴を寄港として福岡まで来てくれないだろうか。北九州~関西は阪九フェリーと名門大洋フェリーが凌ぎを削るぐらいの路線だから、日本海側を通る福岡~舞鶴はそれなりに需要がありそうだし、福岡から小樽の便が出来れば九州から北海道まで繋がるので、運送業を含めて需要はありそうな気がするんだけどね。

(九州から北海道にツーリングに行くのに何が大変かというと、舞鶴まで自走しないといけないことだ)
14時半を過ぎて雨が降り出してきた。昨日まで北海道にいる間も本州はほとんどの場所が雨だったらしいので致し方ないか。
明日は終日雨らしい。うーん、嫌だな。雨で走りたくない!
ここに来てまたコロナの感染者数が増加しており、近頃は外出することもままならなくなってきた。6月19日に緊急事態宣言を解除して人の密が増えているだろうから当然の結果であると思うんだけどね。しかも一昨日からGoToキャンペーンを実施しているのでもっと増えるのは間違いないと思う。しかし、一方的に政府を批判するのではなく、外出する以上、感染の確率は上がるわけでそれは自己責任だろうし、完全に人の流れを止めると一部産業は壊滅するので、そちらのほうが圧倒的に影響が大きく、これはバランスの問題であると思うぞ。

※ マスコミも毎日煽るだけ煽っているが、最後は政府が消費税をさらに上げざるをえないというシナリオに持って行かせたいのだろうか。
夕飯の時間になったので再びグリルへ。メニューは以下のとおり。

 珍味     珍味三種(南瓜豆腐、螺わさび、トマト豆腐)
 吸物     穴子進丈 蓴菜 香り柚子
 造り      北海ボタン海老 すずき皮霜造り
         あしらい色々 山葵
 焼肴     サザエ壺焼 帆立チーズ焼 牛八幡巻
         紅白谷中
 小鍋     ごろごろ野菜と豚肉の古老容(クロヨー)
 揚物     海老の湯葉巻揚 野菜衣揚げ レモン添え
 お食事    豚角ちまき 香の物 汁椀
 果物     メロン
珍味【珍味三種(南瓜豆腐、螺わさび、トマト豆腐)】

トマトの豆腐と南瓜豆腐とは不思議な豆腐が出てきた。若干、とろみのある豆腐だが、確かに味はトマトと南瓜の味がする。
造り【北海ボタン海老 すずき皮霜造り あしらい色々 山葵】

ボタン海老とは高価なイメージがあるが、甘えびとの違いがよくわからない。すずきの造りは若干歯応えがあってかなり美味しい。
焼肴【サザエ壺焼 帆立チーズ焼 牛八幡巻 紅白谷中】

写真を撮り忘れたのでGoProで撮った動画の切り取りで。サザエは苦手で美味しさがよくわからない。帆立チーズ焼きはチーズの濃い味に帆立の触感と薄味がよく合ってあっという間に食べてしまった。牛八幡巻のゴボウと肉も組み合わせがよく、サクっと一口で。
小鍋【ごろごろ野菜と豚肉の古老容(クロヨー)】
クロヨーとは酢豚のことだろうか。酢豚は中華料理の中でもボクが特に好きな料理なので満面の笑みで食べてしまったよ。
揚物【海老の湯葉巻揚 野菜衣揚げ レモン添え】
湯葉とは何だろう。薄く揚げることだろうか。海老の触感と揚げの味が何とも言えずよく合う。レモンは使わず仕舞い。
お食事【豚角ちまき 香の物 汁椀】

ちまきはたまに食べるけど、ボクは普通の味御飯のほうが好みかな。もち米だとベチャっとするのでその食感が合わないとイマイチかも。

果物【メロン】

最後に北海道で大好物になったメロンが出てくるとは思わなかったよ。今回のツーリングらしく、最後の最後にメロンを食べられて本当に良かったよ。夕食も大満足だった。また、新日本海フェリーで北海道に行きたくなったよ!
食事が終わるとすぐに船内アナウンスが流れて車両甲板へ。舞鶴は雨なので皆、合羽を着込んで出発準備を整える。小樽港で話をしていた香川のライダーは舞鶴でホテルは取らなかったみたいなのでこのまま夜間走行で帰るらしい。僕と相棒は今日は舞鶴で宿泊して明日の朝に高速道路で北九州に帰ることにしている。
今日はバイクの台数が少ないから下船も早い。とうとう舞鶴に戻ってきたが、北九州までまだまだ遠い。今日宿泊するホテルは舞鶴港から2キロ先のホテル。
2キロなのであっという間に到着。思った以上に雨が降っていなかったので合羽を着なくてよかったぐらい。
このホテルを選んだ理由は近いこともあったけど、地下駐車場があってそこにバイクが置けるということが一番の要因。ライダーが雨降りで一番重要視するのは屋根があること。

さて、小樽から一気に舞鶴まで戻って来たよ。今日はホテルでゆっくり休んで明日は安全運転で北九州まで戻りたいと思う。

今日の走行距離:2km

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