SV650で北海道ツーリングに行ってきました(北海道5日目。天塩~稚内~宗谷岬~豊富~苫前~留萌~北竜~小樽)

<SV650で行く長距離ツーリング26>

本日のルート




7/23(木)

■ 日本本土最北端の宗谷岬へ行こう!
朝、3時50分に目が覚める。

起きて最初にすることは天気を確認すること!外を見ると既に明るくなり始めていて、空は雲が多いが雨雲はなさそう。微妙に青も見えるので天気は何とかなりそうだ。
今日の日の入りと日の出の時間。夏は北海道の昼が一番長い。4時前なのに既に外は明るいからね。九州だとこの時間はまだ真っ暗。逆に冬は北海道の昼が一番短い。これを見ると夏のツーリングは北海道、冬のツーリングは九州が一番楽しめそうだ。

(冬に北海道ツーリングする人も稀にいるらしいが信じられんよ。命に関わると思うし、9年前のゴールデンウィークの北海道ですらコリゴリ)
さて、早々に荷支度をする。外に出ると風が冷たくてびっくりする。スマホで天気予報を確認すると稚内の今日の最低気温は14℃、最高気温は18℃。

九州より10℃以上低い・・・。この気温は九州だと4月始めか10月下旬の気温だよ。道北の寒冷さを実感する。(小樽や富良野は暑かったけど、根室や厚岸は冷えたから、北海道も場所によって気温が全然違う。さすがに九州の倍の広さだけある)
ということで、インナーウェアを2枚着込み完全防備で4時50分に出発する。天塩からはすぐに道道106号 サロベツ原野に出ることができる。
天塩河口大橋を渡って、いよいよサロベツ原野へ。
オトンルイ風力発電所が見えてきた。海側は青い空が見えるけど、陸側は雲が厚い。
一直線の道で人工物がほとんどなくなってきた。かろうじて青い空は見えるが天気が映えない。
20分ほど走って稚内市のカントリーサインが出てきた。7年前はここで写真を撮った!7年前と違って今日は天気が優れない。
結局、そのまま天気が回復せずにノシャップ岬近くのセイコーマートで休憩する。天気が優れないせいか、かなり寒い。今が真夏とは思えないよ。

(真夏でこれだけ寒いのであればゴールデンウィークの北海道が寒いのは当たり前だね。想像以上だ)
セーコーマートのゴミ箱を見ると使用不可の掲示が。最近、気になるのはコロナ対策を盾にしたゴミ箱やトイレが使用できない店があることだ。外からゴミを持ってくる人は確かに論外だが、ゴミをまったく引き取らないというのもいかがなものかね。(ここでカップコーヒーを飲んだあとにちょっといざこざがあった) 確かにゴミ問題は色々と難しい面はあると思う。当然、ゴミ処分に掛かる費用も無料でない事は理解できるので、ゴミ処分代を上乗せしてでも自社で販売したゴミを引き取る仕組みは必要と思う。

※ セブンイレブンは特に制限していないので、今後、こういった対策を取るコンビニよりセブンイレブンを積極的に利用するようになる。セブンイレブンも無償ではなく、有償でゴミを引き取ってもいいと思うぞ。
稚内市街地に入って、左側に有名な北防波堤ドームが見えてきた。右に見えるのが旧稚内全日空ホテル。
稚内市街地は根室と同じく、ロシア語の表記が目立つ。ただ、ロシアの色はそれぐらいのもので後の建物は普通の日本と同じ。
国道40号と国道238号の交差点へ。9年前に相棒と稚内に来たときは宗谷岬を諦めてここから国道40号で南下したが、今日は国道238号で宗谷岬に向かう。

(それから2年後の7年前にボクは宗谷岬に1人で到達したが、相棒は9年前以来なので今回が初の宗谷岬だ)
稚内市街地を離れて宗谷岬へ向かう。雲が多いのもあるが、それ以上に霧が凄くなってきた。北海道はとにかく霧が多い。
ウポポイの掲示板。実は北海道初日からこの5日間、ウポポイの案内を見ないことがないぐらい北海道中、どこに行ってもウポポイの案内ばかり。ウポポイは白老町に7月12日に出来たアイヌ民族の総合施設らしいが、これだけ力を入れてCMしないといけない理由があるのだろうか。(何らかの忖度が働いているのかと勘ぐってしまう)
そして宗谷岬が見えた!到着時間は6時54分。

■ 宗谷岬にて!
最初、天気が悪くて写真を撮っても映えないなと思っていたら、30分も経つとあっという間に雲がなくなって青い空が目立つように。宗谷岬に来たのは2013年9月10日以来で実に2508日振りだ。7年前に来た時の印象が強かったから、今回宗谷岬に来ても場所や雰囲気をよく覚えていた。
2013年はカワサキNinja250Rで来たが今回はスズキSV650で。当時と比べると単純に排気量が上がった。あと荷物も増えた(笑) ツーリングの経験も重ねてきているので、7年前より心に余裕ができたように思う。ボクがツーリングをするのは色んな所に行って色んな事を知りたいのと、ただ単純にバイクで気持ちよく走りたいだけ。
座右の銘は「なるようになる」、「人生はただの暇つぶし」
相棒を連れてくることができて良かったよ。相棒自身は宗谷岬に深い想い入れはないと言っていたが、ボク個人としては9年前に一緒に稚内まで来ておいて、ここに連れて来ることができなかったからね。(あの時は悲惨な目に合わせてしまった(笑))正直、ここに連れてこれて良かったよ。あまり感情を出さない相棒だけどポーズだけは取っていた。とりあえずおめでとう!
最北端の店で土産を買っていこう。購入したのは最北端フラッグ(旗)と最北端ステッカー。ステッカーは後でバイクに貼っていこう。
相棒はこの宗谷岬の歌の石碑を見たかったらしい。これを楽しみにしていたようで「宗谷岬」の音楽を流して悦に入っていたが、ボクにはその感性がわからない(笑)、前に来た時もこんな石碑があったこと自体を知らなかったよ。
そのうちに我々以外のライダーも続々と集まり始めてきた。ナンバープレートは土浦、愛媛、熊谷、etc・・・。
さっき買った最北端ステッカーを貼ってみたが、シワだらけになってしまった。我ながら恐ろしいぐらい下手くそな貼り方だけど、このほうががボクらしいのでそのままにしておこう。
■ 再び天塩に戻る
ちょうどガソリンの残量ランプが点灯したので日本最北端のガソリンスタンドで給油をしておこう。ここで給油すると記念品がもらえる。記念品は7年前にも貰ったが、まったく同じ品だった。
さて、このあとはどうするかルートを悩んだ結果、再び天塩方面に戻ることにした。本当はこのまま浜頓別~中頓別経由で音威子府へ行って、そこからは昨日と同じ道道119号で国道232号に出て、今度は国道232号をひたすら南下しようと思っていたが、天気がまた悪化していて、少しでも早く日本海に出ておきたいと思ったのでね。

どうせ天塩に戻るなら同じ道はつまらないので宗谷岬から左折して山経由で戻ってみることにする。
宗谷岬から高台に上る。道はいいけど、相変わらず雲が多くて景色は映えないね。
ルートを間違えて再び国道238号に戻ってきてしまった。まあいいや。このまま稚内まで行って、豊富経由で南下する方針に変更しよう。(ザ・行き当たりばったりツーリング)
国道238号から道道1077号に分岐してみる。よく道はわからないけどナビを見ると豊富方面へは行けそうだ。こういったよくわからない道道を何気なく進んでいけるのは北海道の利点の1つで、道が広くて走りやすいからガンガン突っ込んでいける。本州や九州の県道だと安易なルートを選ぶと悲惨な狭隘道路になることが多い。
ん?どっちに曲がればいいんだろ。こういうときはボクのナビと相棒のスマホでダブルチェックする。左側だとオホーツク側、右側だと日本海側。ここは慎重に日本海側へ。
先に進むと何やらよくわからないところに出てきてしまった。ここはどこか調べてみると、目の前の郵便局は「沼川郵便局」とあるので、場所を再度確認してルートを補正する。
再び道道へ戻る。極小さい集落がたまにあるが、それ以外はずっとこんな道が続く。
そのうちに豊富バイパスの案内が出てきた。豊富北ICから一気に南下しよう!
一向に天気は回復しないが雨が降らないのが唯一の救い。このままずっとこんな感じだろうか。景色が晴れないと走っていても楽しさは半減だね。
そして天塩に5時間振りに戻ってきた。少しずつ空が明るくなってきたぞ。
道の駅「てしお」にて休憩。天塩から宗谷岬までは片道90キロぐらいなので、天塩に住んでいれば宗谷岬までプチツーリングでちょうどいい感じだ。天塩の住民は行き飽きていると思うけど。
天塩~稚内~宗谷岬~豊富~天塩 と戻ってきた。道北を走って感じたのは道東以上に人気が少なくて原野が多いということ。観光という点では道東のほうが見所が多いが、走るという点では道北のほうが北海道らしさを感じる。
道の駅「てしお」にて。中では天塩の特産品が売られている。しじみが有名らしく、他にはしいたけや甘えびなど。しじみだと島根県の宍道湖も有名、しいたけは大分も有名、甘えびはどこが有名か知らないので天塩をインプットしておく。
道の駅で出発準備をしていると老夫婦から話しかけられる。北九州ナンバーを見て遠いところから来てるね、と驚いていたが、豪雨による被害を心配してくれていた。ただ、豪雨被害は熊本県南部で北九州にはまったく影響がないことも説明させていただいた。(我々が北海道を一括りにするように北海道の方にとっても九州は一括りに見えるのが実態だろう) さて、どんどん南下していこう。

■ オロロンラインを走る
天塩から国道232号(オロロンライン)を南下する。昨日は左手の道道119号から出てきたが、今日は真っすぐ走る。
今日はこのまま小樽に帰るだけで時間に余裕があるので、道の駅に寄れるだけ寄ることにする。遠別に入り、道の駅「えんべつ富士見」へ。
道の駅「えんべつ富士見」にて。中に入っても特に目に惹くものはなかったが、北海道の乾き物菓子が並んでいたのが気になった。じゃがポックルは有名だが、他の菓子はよくわからない。でも小清水で見た「ほがじゃ」は知っている。地元北海道ではどれが一番人気があるのか気になる。
再び国道232号を走る。

右手にある防雪フェンスだが国道232号は特に多い気がする。9年前に来た時からずっと気にはなっていたが、北海道中を走って改めてこの区間に多いと思う。これって冬になると意味があるのかと思っていたけど、どうやら夏は風が通るように開いていて、冬になると閉じることができるらしい。
国道232号を南下しているとやたらとバイクとすれ違う。今日から4連休なので南から北上してくるライダーが多いためだろう。
快走路が続くね。そして天気が回復して暑くなってきた。稚内とは全然違うよ。
本当にライダーが多い。集団で走っている人も多いのでピースサインの応答が大変だ。自動ピースサイン応答機が欲しいくらいだ。
たまに自転車にも遭遇する。自転車でどこまで走るのだろうか。やっぱり宗谷岬?ボクでは絶対に無理だし挑戦もできない。(体力がないので途中で心肺が停止する) ただ、何日か掛けてオロロンラインを走る旅は価値があると思う。
ずっと右手にあった海が正面に見えてきたぞ。風が気持ちいい~
走れど走れど素晴らしい景色が続く。オロロンラインは北上するのがいいと思っていたが南下も想像以上に素晴らしい。日本中に素晴らしい道路は数あれど、このオロロンラインは日本一長くて素晴らしいルートだと断言できる。北海道に来て本当に良かったよ。

■ [風Wとままえ] と [るもい] と [ひまわりの里] へ
昼時になったのでツーリングマップルを見て目星をつけていた羽幌町の「北のにしん屋さん」へ寄ってみるが、バイクとクルマが多数停車していて、停めるところがなく断念する。 (ツーリングマップルに載っていたらどうしてもそうなるよね)
羽幌町を離れるとすぐに風車が見えてきた。風車といえば苫前町。苫前町にある道の駅「風Wとままえ」に寄ってみよう。
道の駅「風Wとままえ」へ。風力発電の「風」と「W(ワット)」を掛けて、ふわっと と解いているかなりお洒落な名前の道の駅だ。道の駅自体も特徴的で過去2回立ち寄っているが、雰囲気の良さは抜群だ。(個人的にはTOP5に入るぐらい好きな道の駅)

大体、バイク駐車場からして洒落ているでしょ?柱と柱の間がバイクの駐車場なのだ。
中に入ると、そうそうこんな感じだった。中も個性的でこの空間のバランスが好き。この道の駅を設計した人は本当に尊敬する。
7年前の昼食もここで食べたが、お腹も空いたので今回もここで昼食にする。注文したのは今回の旅の初の海鮮丼。味はGOOD。北海道に来て1回も海鮮丼を食べていなかったので何とか駆け込みで食べることができた。
そして7年前も食べたメロン!今回の旅の食べ納めとして2カットも頼んでしまった(笑) 風Wとままえ は最高だね。
風Wとままえ を後にして再び走り出す。左が丘で右が海の道が続く。留萌まで一気に走る。
道の駅「るもい」へ。7月にできたばかりらしい。
中に入るとプリンの自動販売機が。プリンの自動販売機なんて初めて見たが1つ400円はちょっと高くない?(ケーキ屋にいっても高くて300円程度だと思う)
この道の駅も特に小奇麗だけど、これといった特色はなく。(ちょっと手厳しい道の駅評論家みたいになってきた) 敷地は広いのでメインは公園やドッグランのようだが、せっかくの新しい道の駅で何がしたいのかがよく見えないね。物を売りたいのか情報を売りたいのかレジャーを提供したいのか。あれもこれも詰め込むと全部中途半端になってリピーターが来ないのでコンセプトが重要だと思う。
ツーリングマップルを見ると、ここから内陸部に入れば北竜町というところでひまわりがたくさん見えるらしいので、そこへ行ってみよう。留萌自動車道で北竜を目指す。
内陸に入ると天気が急に悪くなってきた。今日の北海道は海側の天気がよくて、内陸部の天気は悪い。

留萌ICから15分ほど走った先の北竜ひまわりICで下車する。名前からしてひまわりに力を入れているのがよくわかる。
道の駅「サンフラワー北竜」へやってきた。入口の門といい建物といい、かなり派手な道の駅だ。ただ、箱物が立派という事は中は期待はできないのが定説だが・・・。
予想通りで中身は閑散としていた。ひまわりを町おこしにしているようだが、施設の中は温泉があったり、建物は意味不明なドラゴンであったりと一貫性が全く見えず。どうせやるならひまわりを徹底的に押し出したほうがいいと思う。

建物もひまわりっぽくして、売り物もひまわり関連を中心にして、ひまわりアレンジ、ひまわり図鑑、ひまわり博物館、世界のひまわりに纏わるイベントや交流など、徹底的にひまわりを押し出して日本でひまわりといえばココ!というぐらいの道の駅にして欲しい。せっかくひまわりという売りがあるのにもったいないよ。一貫性は重要で客がココに何を求めているか、旅人が何を求めているかを考えれば自ずと見えてくると思うけどね。
ちなみに敷地内の別館にあったので気になったのは「ひまわりメロン」に「ひまわりスイカ」。これは何だろう?と探してみたが見当たらず。こういったのはいいと思う。北海道名産のメロンと北竜町名産のひまわり を掛ければ希少価値が出やすくなるからね。ひまわりメロンのカットを食べたかった!
道の駅からすぐ先にひまわりの里というひまわり畑があるらしいのでそちらに行ってみよう。
ひまわりが1本もない。ひまわりの里はここで間違いないよね?と案内板を見たら、今年はコロナ対策のためにひまわりを植えなかったらしい。残念! (例年はひまわりが満開で素晴らしい景色が見れるらしい。次回、また夏の北海道に来たときに見にこよう)
天塩から国道232号で留萌まで走ってきた。日本海を望みながら走るルートは日本屈指。海側を望む開けた道路という点で唯一対抗できるのは愛媛県の夕やけこやけラインかな。(距離や道の駅の数でオロロンラインのほうが規模が大きい)

■ 小樽へ帰ろう
北竜町から国道275号で南下する。ようやく札幌の案内が出てきたぞ。
国道275号は沿線上に家が目立つので北海道らしい田園や森の道ではなく、九州や本州にもある田舎の国道といった感じの道が続く。
そのうちに道の駅「つるぬま」というところへ。
ソフトクリームを食べながら相棒と今後のルートを検討するが、日本海側から離れてしまったので今更日本海へ戻るルートはなく、このまま淡々と小樽まで帰るのが最善と判断。どこか北海道土産を1店舗で購入できる場所を探したいが、適当なところは見当たらず・・・。(札幌市街地に出ればありそうだが、駐車場が全然なさそう) 昔、小樽で利用した土産店「こぶしや」は18時に閉まるらしいので間に合いそうにない。
そのあとは特に面白味のある道もなく、一気に道の駅「北欧の風とうべつ」へ。ここもまた小奇麗な感じだが、個性は感じられそうにない。ちなみにここで本日訪問の道の駅は7ヶ所!過去最高記録を更新してしまった。
中は予想通り小奇麗だけど特筆するものはなく・・・。一瞬、宝塚北サービスエリアかと思ったよ。当別町の名物は何だろう。
当別町は札幌の台所と云われているらしい。それであれば出来合い品を売るのではなく新鮮な食材や叩き売りにしてみるとか、その食材をその場で調理して提供するとか、こんな金を掛けた建物を造るより色々な味を出せそうな気はするけどね。スウェーデンと親交が深いのであればスウェーデンのアンテナショップとして徹底的にスウェーデンに絡んだものを置くとかね。
あとは小樽まで一気に走ってきた。今日もよく走ったよ。
今日は小樽でフェリーに乗る予定だが、フェリーの出航が23時30分なのでどこかで夕飯を・・・、と色々探したが、これといったところは見つからず結局は小樽と関係がない「すしざんまい」で。
すしざんまいで食事を食べた後はかなり早いがフェリー乗り場へ到着。まだ20時なのでバイクも数台しか停まっていない様子。
無事に小樽港へ到着。この5日間よく走った!ボクも相棒も事故もなく怪我もなく無事に走り切れて本当に良かった。この5日間、エンストすらなかったし、いい走りが出来たと思う。(実は納沙布岬を出発するときに砂利道で体勢を崩して立ちゴケしそうになったけど、相棒が助けてくれたおかげで転倒せずに済んだのは内緒)

■ 小樽港、出航まで
中に入って乗船手続きをしておく。予定通り23時30分に舞鶴出航でバイクの乗船は22時30分から。
2階には北海道の土産コーナーが!土産を買えなかったのでここで買い込んで北九州に発送しようと思ったが、配送はしていないらしい。残念!
バイクでフェリーの中に持って行く荷物を整理していたら舞鶴からのフェリーが入ってきた。既に20時45分を過ぎているので今日は若干到着が遅れたようだ。
そうそう、宗谷岬で買った旗をずっと立てて帰ってきたが、結構いい感じでしょ?北海道を走るバイクはやはり旗が似合う。せっかくだから北九州に帰るまでこのままにしておこう。

出航待ちの間、香川(観音寺)のライダーと色々話をしていたが、利尻島と礼文島はサイコーに楽しかったらしい。こういう話を聞くとまた北海道に行きたくなるよね。ちなみに明日の舞鶴の夜は雨らしく、そのまま一気に観音寺まで走るか、舞鶴で宿泊して翌日観音寺に戻るか悩んでいた。我々は夜間走行は辛いので舞鶴に泊まることにした。(過去、夜間走行して何度も死にそうになっているからね。もう歳も歳だし無理は禁物!)
22時過ぎになり、乗船案内のアナウンスが始まる。今日はバイクが少ないね。舞鶴から小樽へ来るときは100台近くのバイクがいたが、帰りは30台ほど。明日は金曜日だから明日帰るライダーが大半なのだろう。
22時30分を過ぎてフェリーに乗船。台数が少ないせいか往路と比べて乗り込みの段取りがスムーズだ。
さて、これで後は舞鶴に到着するまで待つのみだ!北海道を離れるのは寂しいが、また来るよ!

今日は雨こそ降らなかったけど午前中は雲が多かったせいか真夏なのに寒かった。道北ってやっぱり寒いんだね。あと2回目の宗谷岬だったけど、相変わらず素晴らしい場所で7年前の感動を想い出すことができた。そのあとのオロロンラインの南下は素晴らしいルートでまた北海道を走りたいと思わせてくれた。北海道は今日で離れるけど、あとは北九州まで安全運転で帰りたい。

今日の走行距離:496km

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