SV650で北海道ツーリングに行ってきました(帯広~オンネトー~釧路~開陽台~野付半島~北見)

<SV650で行く長距離ツーリング29>

予定ルート




7/19(月)

■ オンネトーと釧路
朝、夜明け前に目が覚めて外を見ると今日も快晴!今日も楽しく走れそうだが熱中症には注意が必要。昨日は本当に立ち眩みしそうなぐらい暑かった。

昨夜は大浴場でリフレッシュできたし、部屋も綺麗でベッドも広くて完全熟睡できたので今日も体調はほぼ完璧。

ドーミーイン系列に泊まったのは10年前の北海道ツーリングの稚内で宿泊したとき以来だったが、とても良かった。
昨日と同じく4時過ぎにチェックアウト。4時なんてまだ皆寝ている時間だけど夏の北海道ツーリングだと出発できる時間。ホテルのフロントもまだ出ていないからいつもベルを鳴らしてチェックアウトしているが、呼び出される窓口のスタッフも大変だと思う。(眠そうな顔で出てくる人もいる)

さて、荷物の準備が整ったので出発しよう。最初の目的地はオンネトーだ。
帯広市街地だが朝早いとクルマがほとんどいないので走りやすくて肌寒さもない。朝から相当気温が高いということか。

昨日はあれだけ暑い中を走り続けたが、全然日焼けをしていない。これだけの猛暑で肌を露出すると普通は日焼けするが、バイク用のメッシュジャケットは肌を露出させずに風を取り込めるのでよく考えられていると思う。
走り始めて15分で郊外へ。郊外になると極端に人気がなくなるのが北海道の特徴。
国道241号で士幌町、上士幌町と続く。ホクレンが見えるが朝早くてまだ開店前。北海道の場合、帯広クラスの都市じゃないとこの時間帯でガソリンスタンドは営業していない。
(前日に帯広で給油済み)

北海道は「〇幌」や「幌〇」の地名が多いが、これはアイヌ語で「広い」の意味らしい。幌という言葉自体が九州ではまず聞かない。
メッシュジャケットの下はTシャツ1枚だが気温がちょうどいいので走りやすいが朝日が眩しい。昨日も書いたが早朝に東に向かうとこの逆光が欠点になる。朝は西に向かって走り、夕方は東に向かって走るルートがツーリングの理想といえそうだ。
昨日、日本で一番暑かった足寄町へ。考えてみたら足寄市街地には過去の3回の北海道ツーリングでもすべて立ち寄っている。別に足寄自体に目的があるわけではないのだが、道東の拠点としてちょうどいい場所にあるのでね。
足寄市街地を抜けて東へ走る。

道がいい上にクルマも信号もないので走っていても判断することがほとんどない。何も考えずに風を切って走れるのが北海道の特徴だ。
そのうちに森が深くなってきてオンネトーの分岐が出てきた。国道241号から道道に入る。
道道に入ると更に緑が深くなる。ここは8年前に通ったことがあるはずだが記憶に残っていない。
そしてオンネトーへ到着。周りに人がいないのでバイクと一緒に写真撮影。オンネトーとはアイヌ語で「大きな沼」という意味らしく、神秘の湖として有名な場所だ。人気が無くて深い森の中にある湖なので熊や鹿が出てきてもおかしくない雰囲気だ。
湖は澄んでいて景観が素晴らしい。朝から空気も澄んでいて気持ちいいよ。下に降りると野鳥を観察しているのか、望遠カメラをずっと構えている人がいたが、何か魅せられるものがあるのだろう。
最初は誰もいなかったが、段々と人が増えてきた。そのうちの一組の夫婦がボクのバイクの北九州ナンバーを見て北九州までの道のりや旅行期間など興味津々で質問してきた。

その会話の中で宗谷岬に行ったと勘違いされたが、そう、去年宗谷岬で買った最北端シールを貼っていると皆、そう思うよね(笑) 実は去年のです!とか、去年も北海道に来て・・・という説明をして納得していたが。

ただ、日本全国でどこが一番凄かったという質問に即答できなかった。単純に「やっぱ北海道ですかね。宗谷岬なんかいいですね」というと、あんな何もない場所が?と返されたが、言われてみると確かにそうだ。日本で一番いい場所はどこだろう。冷静に考えると阿蘇かね、やっぱり。
さて、オンネトーで心が癒やされたので次は釧路に出てみよう。ここから釧路は90キロ。ここに来るまでに帯広から120キロ走ってきたが、早朝のうちに更に90キロ走るとは相変わらずのハードペースというか、さすが北海道というべきか。
オンネトーを出発する。国道241号に戻って走り始めるとすぐに「釧路市」のカントリーマークが出てきた。ナビを見ると釧路市街地までまだ80キロ以上。北海道の都市は面積が基本的に広いので市街地まで1時間以上かかるのはザラにある。

(考えてみたら釧路湿原なども釧路市だから釧路が広いのは当然か・・・と思って調べてみたら釧路湿原は標茶町と鶴居村、釧路町が大半らしく、釧路市にはほとんど含まれないらしい。北海道の都市面積は規模が違う)
国道240号に入って弟子屈(てしかが)との分岐点。左折すると摩周湖や屈斜路湖、川湯温泉方面でそちらは去年通ったが、今年はまっすぐ釧路方面へ。
空は青いが、今日は少し雲が多い気がする。その分、若干陽射しが弱い。
国道240号を南下して阿寒町市街地へ。阿寒といえば湖とマリモ。ここから阿寒湖も相当遠いけどね。昔は阿寒町という町だったが、今は釧路市に含まれるらしい。
さらに国道240号を南下して釧路市街地に入る。釧路は帯広と同じぐらい大きい街なので市街地に入ると渋滞気味に。

釧路と帯広はほぼ同規模の都市だが、両市はまったく特色が異なる。帯広は十勝を主とした酪農や農業、釧路は製紙や海産物が主。釧路から東京行のフェリーも昔はあったようだが、今は貨物船のみらしい。(昔の桃鉄は釧路から東京まで航路があった)
なぜツーリングでこんな市街地に来たかといえば、和商市場で朝御飯を食べたかったから。釧路は10年前に1度行ったきりで当時は和商市場の存在を知らなかったが、勝手丼という市場で色んな材料を御飯に載せて丼として食べられるのが名物らしい。

和商市場に到着。バイクは地下のバイク専用駐車場へ。
まだ9時前だが一気に200キロ以上走ってきた。道東は人口が少なくて走りやすいから距離が伸びるよ。
 
■ 和商市場と釧路湿原とさらに東へ・・・
和商市場に入るとデパートの地域物産展に来たような錯覚に陥る。(地域物産展がこちらを真似したのだと思うが) 既に勝手丼を食べている人を見掛ける。
どこで勝手丼が食べられるか店の人に聞くと、まず御飯だけのどんぶりを買うらしい。御飯のサイズで値段も変わるとのこと。
御飯だけ買った後は魚の切り身を売っている店にどんぶりを渡して、自分の好きなネタを詰めてもらう。ウニ、タイ、マグロ、カニ・・・、と色々と。好きな物が多いので選択肢に迷う。(正直、金の計算をする余裕なんかなく・・・)
はい、できました勝手丼。雲丹、鯛、蟹、鮭、帆立、あとは適当に入れてみた。適当に入れたけど味は海鮮丼として整っていてとても美味しい。ちょっと豪華な朝御飯になったけど釧路で勝手丼を楽しめて良かった。
勝手丼を食べた後は釧路湿原に行ってみよう。釧路湿原といっても広いので展望台もいくつかあるらしいが、今回行きたいのは「細岡展望台」。去年行こうと思っていたが、時間的関係で寄れなかったので。
国道391号から細岡駅方面へ分岐する。
5分ぐらい走ったあとに細岡駅を通過するが、通過した途端に道が狭くなってガタガタ道になる。
(まだ舗装されているうちはいいが・・・)
こんな場所に踏切が。

釧路と網走を結ぶ釧網本線はこの釧路湿原を突っ切っているらしい。北海道の中でも釧網本線は見所が多くて、宗谷本線や根室本線と同じぐらい貴重な路線だと思う。

将来、バイクに乗れなくなったときに北海道路線の旅をしてみたいと思うが、その頃には廃線になっているだろうなあ。
踏切を過ぎると軽いダートが!去年の神の子池までの道のりが頭によぎるが駐車場まではもう少しなのでこのまま慎重に進もう。
ほどなくして細岡展望台の駐車場に到着。神経を使ったが転倒しなくてよかったよ。
さて、バイクを降りて徒歩で展望台に向かおう。10時を過ぎて急に暑くなってきた。
細岡展望台にやってきた。展望台からは釧路湿原が一望できる。今は夏なので景色は緑だが秋や冬になるとまた色合いが全然異なるのだと思う。釧路湿原は日本最大の湿原らしいが、北海道以外で湿原という言葉を耳にすることはない。九州にも湿原があるのだろうか。
ちょっと暑くなってきたので水分補給をして休憩しよう。細岡展望台のすぐ近くに休憩できる場所があるので利用する。トイレもあるし、こんな何もない場所で休憩できるスポットは本当に助かる。

さて、この後はどこに行こうかね。一応、目星を付けていたのは野付半島。去年、根室から知床に出る際に行けばよかったのだが、完全に忘れていた(笑) 地図を見ると何となく神秘的な感じがする野付半島に行ってみたいが、途中に開陽台もあるので開陽台に寄って野付半島に行ってみよう。
細岡展望台駐車場を後にする。軽いダートとはいえ慎重に走る。ここで転倒したら大変だからね。(遠い旅先でのトラブルは避けたい!)
国道391号に戻って北上する。昨日と違って今日はライダーとよくすれ違う。今日は平日なのでライダーは昨日より少ないはずなんだけどね。やっぱ道東だからか。
左手に見えるシラルトロ湖を通過する。北海道の地名や名所はアイヌ語から来ているのがほとんどなので読みにくい名前も多い。シラルトロなんて言葉はすぐに忘れると思う。
今日は若干雲が多いと思っていたら、午後から道東南部は雷注意報が発令されるらしい。雷が落ちなければいいが。
標茶市街地を越えて道道13号に入ると防雪フェンスが出てきた。ボクの中で北海道を感じる三大設備といえば、スノーポール、セイコーマート、そして防雪フェンス。
さらに先に進むとトンネルみたいなスノーシェルターが。他のスノーシェルターもこんなに大きかったっけ?スノーシェルターは道北に多いイメージがある。
虹別市街地に入る。暑くて喉が乾いてきたのでセブンイレブンで休憩。12時を過ぎてさらに暑くなってきた。雲が多いといいつつ気温は一向に下がらずに昨日と同じぐらい暑い。
休憩後は再び開陽台に向かって走る。休憩の際にペットボトルの水を少し頭に掛けて濡らしたのが良かったのか、走っていると頭が冷えて気持ちよくなってきた。(この手は使えるね) 去年はここまで暑くなかった。
中標津町に入って開陽の文字が出てきた。もう少し。
そして開陽台に到着。去年もここに来たけど、こんな遠い場所に今年も来れるとは思わなかったよ。
釧路から道東を北上して中標津の開陽台まで走ってきた。道南や道央と違って道東は人口が少ない分、走りやすいが比較的寒冷と言われる道東でも内陸側は灼熱の暑さだ。
■ 開陽台から野付半島まで
去年来たときは早朝で霧が晴れずに周りの景色が一切見れなかったけど、今日は向こうまでよく見える。
開陽台にて。高台にあって遮るものが何もないので風が強くて気持ちいい。九州でいうと阿蘇の大観峰に匹敵する眺め。

ここにいると風が本当に気持ちよくてこのまま何日も滞在しておきたい気持ちになるよ。空を飛べたらどれぐらい気持ちがいいだろうか。ツーリングをしていてこういう経験ができることが一番幸せだと思うよ。

さて、この後は野付半島に行ってみよう。地図を見ても開陽台から野付半島にはそんなに遠くなく、野付半島の先端にある野付半島ネイチャーセンターまで50キロ弱。
去年も走った標津町川北市街地を右折して道道863号へ。
道道863号でオホーツク海へ近づいてきたが急に涼しくなってきた。
標津町市街地に入って国道244号で南下する。さっきまでの暑さが嘘みたいに涼しくて信号待ちしていても気持ちいいぐらい。同じ道東でも内陸と沿岸の気温がここまで違うとは。
野付半島への分岐点が出てきた。真っ直ぐ行くと根室だが、今回は左側へ向かう。
野付半島に入った。入った途端に辺境感が満載。そして今度は暑いどころか風が冷たくて少し肌寒くなってきた。去年の根室を想い出すよ。
真っ直ぐの道が続く。すぐ横は海で何もない場所だが、ポツポツと家が建っていてびっくりする。こんな場所に住んでいて普通に生活できるのだろうか? (自然災害が怖くないのだろうか)
周りは海で何もない道が続く。稚内市の宗谷岬に向かう道や根室市の納沙布岬に向かう道より辺境に感じる。
自転車で走る人も何人か見掛ける。体力がないボクではとても無理で自転車は基本羨ましいと思わないが、この辺境感を深く感じるには自転車のほうが楽しいかも知れない。
そして野付半島ネイチャーセンターに到着。ここに来るまでにほとんどクルマにすれ違わなかったが結構クルマが停まっているね。バイクや自転車もいるようだ。
野付半島ネイチャーセンターの中へ。中は結構立派でレストランや売店もあるらしい。
恒例の観光案内板。野付半島は鳥の羽みたいな形で不思議な形をした半島というのがわかる。北方四島の国後島に一番近いのはこの野付半島。
野付半島の見所と花と鳥のカレンダー。花は4月~10月で色々咲くらしい。鳥は1年中、色んな種類が訪れるらしい。ボクは花も鳥も詳しくないのでよくわからない。
恒例のソフトクリームタイム。今日は野付半島ネイチャーセンターで。ソフトクリームを食べながら何気なく会社のスマホを確認すると会社から着信数件。そう、今日は平日なので会社は普通に営業日。折り返し電話をすると数件とも他愛もないことだったので一安心。会社のメールも確認して簡易的に返信しておく。(スマホでメールを打つのは面倒なのだ)

こんな遠い場所からでも普通に会話してメールのやり取りをして仕事ができるんだから情報通信の進化は凄いよね。ただ、そのおかげで気が休まらないという事実もある。
野付半島ネイチャーセンターから更に奥に行けるみたいなので端まで行ってみよう。
途中に家があるが、これは漁業関係者の滞在所なのだろうか。それとも本当に人が住んでいるのか。津波などの災害も怖いが、それ以前にこんな孤独な場所で生活してると不便で仕方ないと思う。
そして程なくして行き止まり。この先は漁業関係者以外は立入禁止らしい。先に灯台が見えるがあれが野付埼灯台のようだ。
野付半島最端の道道950号の起点にて。ここから北九州との直線距離は1650キロ!去年行った納沙布岬より20キロ短いが、それでも遠い場所に変わりはない。我ながら毎度毎度よくこんな遠い場所までツーリングに来るものだと感心するよ。(笑) さて、引き返して標津方面に戻ろう。
野付半島は一本道なので道道950号以外のルートはない。標津町の分岐から端の野付駐車場まで約18キロ。日本の辺境を感じるにはうってつけの場所だと思う。
 
■ 野付半島から北見へ
野付駐車場から引き返す途中にキツネと遭遇。キツネの近くで写真を撮ったが警戒心はなく逃げられることもなかった。ただ野生のキツネはエキノコックス症という伝染病を持っているので迂闊に近づくのは危険。
野付半島の戻り道で途中は気づかなかったが、海?から湯気のような煙が大量に発生している。これは何なのだろうか。
道道950号から国道244号に戻って標津市街地へ。現在時刻は15:10だが今日の宿泊先をどこにするか。

この周辺で大きい町といえば北見市か網走市だが、網走まで90キロ、北見まで130キロ。どちらにしてもまだ遠い。

ホテルを調べると両市とも空きが多くてどちらも大丈夫だが、まだ時間的に余裕もあるし北見のほうが明日の移動が楽になるので、今日は頑張って北見まで行くことにする。
斜里方面(国道244号)と羅臼方面(国道335号)の分岐点だが斜里方面へ。去年は霧の中を対向から羅臼方面に向かった。
真っ直ぐな道路が続く。若干陽が傾いてきたのか東に向かって走ると逆光になる。
途中、川湯温泉との分岐点が。川湯温泉ってこんな場所だったっけ?と見返してみると川北温泉だった。

(調べてみると川北温泉はダートを延々と走った先にある秘湯らしい)
国道244号を走るが、ずっとこんな感じで周りに何もない道が続く。対向車もほとんどいないし前後にクルマもいないし、人気のない森の中を走り続ける。
長い森を抜けて斜里町に入ると景色が開けてきたが、空が雲一杯で薄暗い状態に。
中斜里まで来たが、雲は一向に晴れず。野付半島の端からここでちょうど半分。あと75キロ。(まだ75キロ)
国道334号で小清水町、大空町と通過するが、天気は更に悪化してきた。今にも雨が降りそうな雰囲気。天気予報では終日晴れだったが嘘つきだ。
美幌に入った!北見までもうすぐだが、北見方面の空は真っ黒。よくまだ雨が降っていないと感心するが、このまま北見に向かって大丈夫だろうか?
バイクを停止してスマホで雷レーダーを確認すると道東は真っ黄色。いつ雷が落ちても不思議ではない状況だが、後に戻るわけにもいかず、ここから網走にルートを変更しても似たような状況なので先に進むのみ。(それなら見ない方が良かった?(笑))
国道34号で先に進むと北見市に入った!雨はまだ降っていない。
このまま雨に降られずに行けるかも・・・と思ったのも束の間。結局、市街地に入る頃に結構な本降りに。

(路面が泡だっているのは何故だろう)
空は少し白い部分も見えるので単なる通り雨と思っていたのだが、一向に雨が止まないのでたまらずにコンビニに逃げ込む。本当はトリトン(回転寿司)で夕食にして去年のリベンジをしたかったが、この雨の中、市内を走り回る気がしないので今年もパス。

そしてまだ宿泊先を決めていなかったのでスマホでホテルを検索すると目ぼしいホテルがすべて埋まっていて・・・。
結局、かろうじて空いていたのは「東横イン北見駅前」。とりあえずバイクも軒先に置かせていただけたので助かったよ。ここなら雨にも濡れないからね。今日も晴れの予報だったはずなんだけどね。雨男の本領発揮といったところか。
野付半島から北見まで。150キロを休憩もなく一気に走ってきた。国道244号は快走路だったが、斜里町から北見市までの国道334号は所々に市街地があって若干流れが悪かった。
部屋にチェックインする。東横インも昨日のドーミーインと同じく部屋は綺麗。(東横インは出張でも結構利用する)

さて、お腹が空いたのでどこかに食べに行こう。雨も降っているし面倒なのでスマホで調べたすぐ近くの食堂にしよう。
ホテルのすぐ裏にある「きなり食堂」という店へ。オホーツクカレーという海の幸を沢山乗せたカレーがイチオシらしい。
オホーツクカレーが出てきた。一口食べると・・・うーん、甘いというかスパイスが足りずにボクに口には合わない。帆立など海の物を入れる発想はいいのだが・・・。もう少し辛さを入れたほうがいいと思う。
ということでセイコーマートで一昨日と同じものを買ってきて口直し。一昨日より茹で卵が1パック追加になっているが。
そして恒例の天気予報。今日の札幌は21年振りに猛暑日だったらしい。北海道は毎日記録づくめの暑さ。はっきり言って九州の真夏のツーリングより辛い。
足寄では大気不安定で昼から大雨だったらしい。朝、足寄を通ったときは快晴そのものだったけどね。その大雨の流れが見事に北見にも影響したようだ。
実際の走行ルート

北海道2日目は帯広市からオンネトー経由で釧路市へ。その後は釧路湿原から中標津の開陽台、別海町の野付半島に行って北見市まで戻ってくるという強行スケジュールで走行距離は昨日より多い540キロ!(走り過ぎ)
毎日ハイペースだが、ボクらしいといえばボクらしいペース。明日は北見から層雲峡経由で旭川に出て、その後は富良野、美瑛を色々と周って札幌を目標に適当に走りたいと思う。

今日の走行距離:540km

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